その27

<27-1>采配(落合博満)
 
アメリカでは、「12対2」と10点差がつくなど一方的なゲームになっているとき、リードしているチームの選手が盗塁をしようものなら、「死者に鞭を打つ行為」とみなされ非難を受け、公式記録にも盗塁は記録されない。2008年から日本のプロ野球も、勝敗に関係ないと思われる場面での盗塁は記録されないことになった。
 
<27-2>下流社会第3章(三浦展)
 
現在30代は人口が多いのに、首都圏では結婚しているのは女性の半数。子供がいるのはさらにその半分です。
 
<27-3>口説きの技術(山路徹)
 
「空き樽は音が高い」という諺もあります。中身のない人間ほど、大声を出しているということです。
 
<27-4>50代にしておきたい17のこと(本田健)
 
どんなこともたいていは、10年かけたらプロになれる。それは、たとえば経営の世界もそうだし、法律の世界、会計の世界、料理の世界でも同じではないでしょうか。
 
<27-5>原発のうそ(小出裕章)
 
地球上の地震地帯に原発をたくさん建てているのは「日本だけ」といっていいでしょう。
 
<27-6>「通貨」を知れば世界が読める(浜矩子)
 
今の状態で「理屈どおり」に考えると、相場はどう動くのか。私はそれについて、明確な答えを持っている。「今のドルは高すぎる。いずれ、ドルは1ドル50円までになる」
 
<27-7>報われない人の9つの習慣(小宮一慶)
 
成功する人は能力よりも、意志の強さ、信念が違うのです。
 
<27-8>9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方(福島丈二郎)
 
仕事のレベルの高い職場の共通点は、いつも①笑顔で、②互いにアイコンタクトをとって、③挨拶を交し合っているのです。
 
<27-9>2014年、中国は崩壊する(宇田川敬介)
 
中国人にとって「権利」が大事なのは、中国が階級社会であるがゆえだ。権利は階級のレベルに応じて付帯し、その地位にいる限り、その権利から得られる仕組みになっている。その地位を守るためには、中国人社会におけるメンツを守らなければならない。メンツを守らなければ、自分の味方はいなくなり、その社会や地位から放逐されるのだ。
 
<27-10>すごい和食(小泉武夫)
 
江戸時代の墓石に刻まれている死亡年月日を調べると、当時の人たちが圧倒的に多いのは夏場の7、8、9月の3ヶ月間であることがわかった。冬の寒さは暖を取ってしのぐことは出来ても、今のように扇風機もクーラーもないわけだから、夏の暑さには耐えられない。老人や病弱な人が夏を越すのは大変だったのだろう。
 
<27-11>外国語を始める前に(黒田龍之助)
 
時間があれば、その人にあった勉強方法を一緒に考える。だが時間が十分にない人、あるいはほかのことに時間を使いたいという人には、外国語学習をあきらめるように勧める。片手間でやれる方法なんて私は知らない。
 
<27-12>オーディション社会(佐藤大介)
 
サムスンは、その積極的な海外進出で、大きな市場と利益を売るのに成功した。「製品を1000個作って、1個の不良品も出さないようにするのが日本企業のやり方。サムスンは、10個や20個の不良品が出ても、迅速なアフターサービスでそれをカバーしようとする。そうした哲学の違いがあるのです」
 
<27-13>植物からの警告(湯浅浩史)
 
どんな砂漠でも、地下10mぐらい掘れば、そこは湿っているといわれています。
 
<27-14>奇跡の新素材プロテオグリカン(かくまつとむ)
 
プロテオグリカンは化粧品やサプリメントとしての可能性が認められるだけでなく、再生医療や免疫医療、アンチエイジングなど幅広い分野にも新しい可能性をもたらす”夢の新素材”であるという実証データが続々と集まってきたのです。
 
<27-15>催眠術の教科書(林貞年)
 
催眠にかかるためには、被験者にもある程度のやる気が必要です。
 
<27-16>ホテルオークラ総料理長の美食帖(根岸規雄)
 
脳裏には小野ムッシュの言葉が鮮やかに蘇りました。「料理人の資質とは、素材に対する勘のようなものである」「料理人は客よりも美味しいものを食え」「美味しいものには必ず、味、形、色、輝きがある」「一生勉強、基本を大切に」
 
<27-17>ホテルオークラ総料理長の美食帖(根岸規雄)
 
脳裏には小野ムッシュの言葉が鮮やかに蘇りました。「料理人の資質とは、素材に対する勘のようなものである」「料理人は客よりも美味しいものを食え」「美味しいものには必ず、味、形、色、輝きがある」「一生勉強、基本を大切に」
 
<27-18>書けなかった特ダネ(三宅久之)
 
失意泰然という言葉があるだろう。人間、照る日、曇る日、雨の日もある。自分の選んだ道だから、後悔することはない。
 
<27-19>いいね!フェイスブック(野本響子)
 
フェイスブックは、2004年にハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが「ザ・フェイスブック」として開始したサービスだ。フェイスブックとは大学で配られる顔写真付の公式名簿を意味する。
 
<27-20>大江戸しあわせ指南(石川英輔)
 
鎌倉時代に書かれた「徒然草」に「家の造りようは、夏を旨とすべし。冬はいかなる所にも住まる。あつき頃わろき住居はたえがたきことなり」とあるように、関東より南の地域では冬の寒さより夏の暑さのほうがしのぎにくいのは、今も同じだ。
 
<27-21>読書の技法(佐藤優)
 
まず正しい道、すなわちすでに確立されている伝統に即して本を読むことが重要だ。その意味で、読書術は基本的に保守的なのである。本書で、筆者が高校教科書レベルの基礎知識をつけておくことを強調しているのも、それが知の伝統を押さえるためにもっとも確実で効率的だからだ。「受験勉強が現実の社会生活に役に立たない」という認識は間違っている。社会人が大学受験のレベルで必要とされる知識を消化できていないため、記憶に定着していないことが問題なのであって、受験勉強の内容は、いずれも社会人になってからも役に立つものだ。
 
<27-22>毒になる生食、薬になる生食(藤田紘一郎)
 
免疫力の70%は腸内細菌が担っています。あとの30%は「自然に触れる」、「楽しい生活を送る」、「大声で笑う」、「適度な運動をする」など「心の問題」です。
 
<27-23>中国人エリートは日本人をこう見る(中島恵)
 
中国人を取材していると、都市や田舎に関係なく、両親が共稼ぎ家庭が多いせいか、お袋の味をあまり懐かしがらない人が驚くほど多い。
 
<27-24>「あまった食べ物」が農業を救う(山田浩太)
 
群馬県嬬恋村のキャベツは、生育期間が4ヶ月あまりですが、その期間に40回近く農薬を散布するそうです。4ヶ月で40回ということは、1ヶ月に10回まいている計算になります。つまり、毎週2、3回は散布するわけです。
 
<27-25>P&G式伝える技術 徹底する力(高田誠)
 
日本の子供たちは学校に白い靴下を履いて行き、靴の中に校庭の砂を入れて走り回ります。日本の子供の靴下ほど汚い靴下は先進国にはありません。