その12

<12-1>10年後の自分が見えるヤツ、1年後の自分も見えないヤツ(落合信彦)
 
「極限からの努力だ」って彼は言いましたよ。極限までは誰だってやる。ベストを尽くしましたって言えばいいんだから。しかし、それでは凡人で終わるって言うんだ。本当の努力、本当に実力が実を結ぶのは、この極限を突き破った時だと言った。
 
<12-2>一生一回いのち一個(松原哲明)
 
早くまるくなるというと、なんだか早く年寄りになるようですけれど、まるくなってまるくなって、まあるくなると、次は熟してくる。つまり、早めにまるめておけば円熟するするのも早くなるのではないかと期待しているのです。
 
<12-3>最強の競馬論(森秀行)
 
種牡馬を制するものが競馬ビジネスを制する。
 
<12-4>「会社のアカスリ」で利益10倍!(酒巻 久)
 
一説によれば、米国のビジネスマンは年間の労働時間のうち実に1か月分は物探しに費やしているという。1日8時間働くなら約40分は「あれ、あの資料どこだろう」などと探しものをしている勘定になる。
 
<12-5>リクルート流 仕事ができる人の原理原則(中尾隆一郎)
 
コミュニケーションの基本は、「give&take」ただし、実際は相手にgiveしたつもりでも相手はそう思っていないことが多い。なぜならばやってもらって当然と思っているから。その上、実は相手の立場に立たずに、こちらの意識だけでgiveしたつもりになっているから。意識としては、give&give&give&giveでやっとtakeという感じ。あなたが営業職でgiveしているつもりでも発注がいただけなければ、理由は以下の2つのどちらかである。①相手はgiveしてもらっているとは思っていない。あなたのgiveに満足していない。②そもそも顧客ニーズがない(ターゲティングミス)。
 
<12-6>ガンにならない3つの食習慣(高橋弘)
 
ガンとは、ガン細胞が増殖して0.5~1cmの大きさになり、肉眼で見えるようになったもの。重さは約1gほどです。「増殖しても死なない」1個のガン細胞が細胞分裂を繰り返して、10億個ほどに集まって初めてこのサイズになります。これがいわゆる「早期ガン」です。1個のガン細胞が10億個ほどに増えてガンになるまでは、平均9年かかります。
 
<12-7>面接力(梅森浩一)
 
「間」や「沈黙」というのは、言い換えれば「無言の催促」ともいえます。面接という、相手からの問いに当然応答することが求められている状況において、「黙っている」というのは、相手にとっては言い知れぬプレッシャーとなりますから、「何か不満があるのでは」「いい足りない部分があったのでは」と勝手に思い込んでつい喋りすぎてしまいがちです。
 
<12-8>会社で切れる前に読むブッダのことば(秋庭道博)
 
石は玉をふくむ故にくだかれ、鹿は皮肉の故に殺され、魚はあじわいある故にとらる。翠は羽ある故にやぶらる。女人はみめかたちよければ必ずねたまる。
 
<12-9>ブランドの条件(山田登代子)
 
価値を生み出すのは、デザイナーの名前(グリッフ)であって、製品の品質ではない。もちろん品質は必要条件だが、十分条件ではない。
 
<12-10>そんな食べ方ではもったいない(山本益博)
 
私が始めての店で一番安いコースを注文するのは、その店の料理への姿勢を知るには、まず基本のメニューを食べてみるのが一番だと思うからです。
 
<12-11>貞観政要(守屋洋)
 
「原清ければすなわち流れ清く、原濁ればすなわち流れ濁る」上に立つ者は率先してわが身を正し、部下に手本を示さなければならない。
 
<12-12>一瞬で自分を変える法(アンソニー・ロビンズ)
 
成功を手にするためには行動が不可欠である。行動が結果を生む。
 
<12-13>医者がすすめるウオーキング(泉嗣彦)
 
心臓が収縮したときの血圧を最高血圧といい、心臓が拡張したときの血圧を最低血圧といいます。異常なしは、最高血圧が90~139mmHg、かつ最低血圧が90mmHg未満です。
 
<12-14>世間のウソ(日垣隆)
 
戸籍は日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮にのみある制度ですが、中国では1958年に制定された「戸籍登記管理条例」に基ずく一元的な戸籍管理です。この戸籍管理は、軍人と一般人、さらに後者(一般人)は農村住民と都市住民に分けられています。
 
<12-15>ダメな奴でも「たたいて」使え(後藤芳徳)
 
アサヒビールの名誉顧問の中條高徳さんが、陸軍士官学校での最も重要な教えを「まず最悪を考えろ、次にもっと最悪を考えろ、そして最後に笑って解決しなさい」という考えだと言っています。
 
<12-16>ワークバランス(坂東真理子・辰巳渚)
 
身体を冷やさないことが大切です。首、足首、手首、など細くなっている部分には、ツボが集まっています。ツボは交感神経・副交感神経の集まっている場合が多いのです。
 
<12-17>臓器の急所(吉田たかよし)
 
心臓は重要な役回りにもかかわらず大きな欠点を持っている。それは心臓の血管はつまりやすくできていること。人体唯一の設計ミスといわれている。
 
<12-18>川漁師神々しき奥義(斎藤邦明)
 
今やアユはスーパー・マーケットでも売っている。しかし、それは自然の掟に従って生きてきたアユではない。人がつくりだした人造アユである。どちらでもいいじゃないか、という問題ではない。天然アユに執着することこそ、川あっての日本の自然を保全していくうえで最短で最良の策なのだ。
 
<12-19>インド流!(マスカル)
 
インド人同士の場合、初対面の相手にはまず名前を聞きます。名前を聞いた瞬間に、宗教だけではなくその人のカーストまでわかるので、自動的に接し方も決まってくるのです。
 
<12-20>不思議の植物学(田中修)
 
枯れ葉に栄養物がほとんど含まれていないのは、葉っぱの中の栄養物が、枯れる前に、親の植物に戻されるからである。葉っぱは、枯れる前に、自分のもっていた大切な栄養物を、植物の身体に戻しているのだ。
 
<12-21>男のための漢方(幸井俊高)
 
平均寿命が延びたのはいいが、昔はなかった遺伝子損傷に関連する病気、つまりがんが脅威となった。これからはたんぱく質の変性と関係が深いアルツハイマーやパーキンソン病なども増えてくるであろう。
 
<12-22>売り方は類人猿が知っている(ルディー和子)
 
ゴリラは一夫多妻のハーレム社会です。メスはボスとしか交尾しませんから、メスの体内で複数のオスの精子が混ざり合うことはない。だから、こんなに体が大きいのに、精巣は体重の0.018%くらい、両方で35グラムしかありません。チンパンジーは乱婚社会です。発情期のメスは多くのオスと交尾しますから、生まれてくる子供が自分の遺伝子を受け継いだかどうかオスには確信がもてません。オスは体重の0.269%、両方で120グラムというゴリラに比べて巨大な精巣を持っています。1回の射精中の精子の数は、ゴリラの12倍もあります。人間はゴリラよりはチンパンジーに近いところに位置します。人の精巣の大きさは、平均して25~50グラムで体重の0.04~0.08%。1回の精子放出量はゴリラの5倍ですが、チンパンジーの40%くらいです。こういった数字から、チンパンジーから分岐して600万年ほどの歴史において、かなりの間、人類にはチンパンジーのような乱婚的社会があったはずだと推測できるのです。
 
<12-23>そもそも株式会社とは(岩田規久生)
 
多くの会社に当てはまることですが、これまでの経験によると、当該の会社の関連性のない分野への多角化はたいてい失敗に終わっています。
 
<12-24>対話力(ハーバード・ビジネススキル講座)
 
リーダーになると、直接結果に影響を与えることはできない。リーダーにできるのは、結果に影響を与える人を刺激したり、激励したり、自分には力があり能力があると思わせたりすること。それを通じて影響力を行使することだけだ。
 
<12-25>おじさんの通信簿(秋元康)
 
あなたは気づかぬうちに誰かの足を踏んでいませんか?