あまりにも忙しい毎日。多くの不満があっても、ついつい見て見ぬふりをしたり、気付いていても深く考えることをしてこなかったことが数多くある。もう一度これらのことをじっくりと眺め、そしてちょっとだけ考え、無理やり結論を出す。何事も結論が出ないとすっきりとしないからである。出した結論はあくまでも自己を満足させるものであって、他人を満足させるものではない。むしろ、どうでもいいことを真剣に考えるな、と叱責されそうである。しかし、じっくりと眺めてみると、いろいろとおもしろいことに気付く。
本当は人に話すようなものではないが、同じような疑問を持っていても、忙しくて解決できない人もいるであろう。そのような人に参考にしてもらい、同じような満足感を味わってもらいたい、ということで「ここだけのはなし」となった。題名が示す通り、これはあくまでも「ここだけのはなし」であり、この場を離れると、頭の中からきれいさっぱりと消し去ってもらわなければならない。他所へ行っての他言は無用である。なぜなら、これはあくまでも主観的な意見、主張、結論であって、一般的に正しいとか、世間の同意が得られるというものではない。というわけで、他言により恥をかくことが十分に考えられる。そのかいた恥に対する責任は負いかねるので、あくまでも自己責任において取り扱いをお願いする。