その24

<24-1>羽生(保坂和志)
 
例えば、121手で先手が勝った将棋の、100手目まで戻っても後手の勝ち手順がでてこない。ならば80手目の局面に戻す。しかしやっぱり後手の勝ち筋が出てこない。それなら60手目の局面では・・・。と、さかのぼっていくうちに、じつは30手目の局面で、すでに後手の選択肢は3通りしかなくなっていた・・・。ほかはどう指しても先手有利にしかならなかった・・・。
 
<24-2>見通す力(池上彰)
 
多くの新聞は右の面よりも、左の面に大きなニュースを載せる傾向があります。これは、ページをめくる時、まずは左を見るという人間の習性にもとづいています。また同じ面の中でも、右上に重要と思われるニュースを掲載します。
 
<24-3>サラブレッドビジネス(江面弘也)
 
人為的な配合によって誕生したサラブレッドは、近親交配(インブリード)を繰り返しながら進化してきた動物ともいえる。たとえば3代前と4代前に同じ馬が配合されていることを競馬の世界では「3×4のインブリード」と表現しているが、この配合によって名馬が出現する確率が高いという説(「奇跡の血量」ともいわれる)もあるほど、サラブレッドの歴史には近親交配が重要な役割を果たしてきたのだ。
 
<24-4>ゴーン道場(カルロス・ゴーン)
 
船を作りたかったら、人々に木を集めろと号令をかけてはならない。作業や仕事を割り当てないことだ。そんなことより、無限に続く広大な海にあこがれる心を教えなさい。

<24-5>医療保険なんていりません!(荻原博子)
 
精神的な病気以外で入院している人のほとんどは、入院日数が1ヶ月以内。
 
<24-6>野菜が壊れる(新留勝行)
 
耕地あたりの農薬使用量を見ると、実は日本は世界一です。