追いムギ

<その1>

 毎年、作付面積と品種を検討し、小さな家庭菜園を有効に運営している。中でも難しいのは、連作障害を避けるためのローテーションである。PCを使って品種ごとの色分けをし、何とかやりくりをしている。

 ここ数年、雨や気温の異常が多く、収穫のピークの時期を迎える前に終了してしまうことや、花だけ咲いて実を付けなかったりすることがある。去年はピーナツに異変が生じた。雨が少なく半分近くが枯れてしまった。また、例年であれば、10月も終わりに近づけば、葉が黄色く色づき収穫を知らせてくれるが、今年は青々としたままであった。11月に入ると、イチゴの敷き藁用にムギの種を蒔く。しかし、今年はその場所の半分をピーナツが占領したままである。残りの半分にはムギを蒔いたが、ピーナツの部分には蒔くことができない。さてどうしたものか? 予定の半分では敷き藁が不足である。どうしてもピーナツを植えている部分にも蒔きたい。かといって今、ピーナツを収穫することもできない。半年かけて育てたものを無駄にできない。今年は半分程度が枯れてしまったので、どうしても残りの部分は収穫にこぎつけたい。あまり時期が遅くなるとムギを蒔いても発芽しない恐れがある。ムギは寒くても生育するが、発芽となるとそれ相応の温度が必要になる。12月近くになると菜園内では寒くて発芽が難しい。